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小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~ 感想


著者 塚田 英明


如月弦太朗は卒業後の進路に明確な目標を持てず、悩んでいた。卒業式とプロム・パーティーを三日後に控えて、突如新たなゾディアーツたちが出現し、プロムをぶち壊すと宣言する。さらにその背後には仮面ライダーイカロスと名乗る謎の存在がいた。弦太朗、賢吾、ユウキ、流星…。仮面ライダー部がふたたび立ち上がった!


フォーゼ Mosaic_R



+10点 TV本編、MOVIE大戦後の時系列
天高卒業を控えた弦太郎たちを描かれました。それと本編では触れられなかった、ヴァルゴゾディアーツにM-BUS送りにされた人物たちの回収から始まる事件に、天高の卒業式といえば、プロム。そのプロムで誰がペアになり踊るかという青春要素も詰まっていました。フォーゼのメインプロデューサーであった塚田さんならでは、小ネタの拾い方に数の多さも最高でした。


+5点 園ちゃんのその後
我望にあこがれ、天高に入学しそのままゾディアーツに導かれ子犬座からスコーピオンゾディアーツとして覚醒し、弦太郎たちと対峙し続けた園ちゃん。
我望が死亡したあとは、実家の種子島(まさかの)に帰っていたのだった。トビウオが食卓に並んでるのを描写したのは、種子島出身描写としては最高でした。


+5点 仮面ライダーイカロス
M-BUSにいたなでしこの片割れのSOLU。ゾディアーツスイッチを使った者たちの心に影響され撫子と違い「悪の心」を学んだようです。
特に、園ちゃんの幼馴染を失ったトラウマを利用し作り上げた仮面ライダーイカロスの姿とパワーは凄かったです。片方の翼がないってのも夢に破れた園ちゃんから生まれたってのを表していましたし、園ちゃんと近い境遇のユウキの絶望を煽るのも良かったと思います。


+20点 ユウキと賢吾
賢吾やみんなに内緒でアメリカ留学を決めていたユウキ。しかし、一番親密だと思っていた賢吾は相談してもらえなかったことなどが不満で喧嘩してしまいます。
TVでは賢吾からの一方通行感があった気がしますけど、弦太郎を含めて青春の淡い三角関係を描いてくれたのは面白かったと思います。
将来の不安を指摘され絶望し心を閉ざすユウキを王子様のキスで解いてあげる賢吾は一つのクライマックスでしたね


×20点 鬼島とJK
キャンサーゾディアーツとして中盤弦太郎たちを大いに苦しめた厄介な男、鬼島夏児。M-BUSから解放されたあとは、宿敵であった流星に持ち前の洞察力や直感で憎まれ口もたたきつつも協力してくれる頼もしいやつになっていました。
このキャラでJKが本編も動いてくれたら、もっと面白かったかもしれないと思えましたね。ちゃらい情報通ってキャラは仮面ライダー部の中にいるより、第三者地点にいて完全な味方ではないような動き方をしてるほうが、魅力的だと思うんですよね。そいつが要所で心許してコロッと味方みたいに振る舞うシチュエーションも燃えるんですよね~
その点、今回の鬼島の立ち回りはダークヒーロー感もある気がしてすごくかっこよかったと思いました。この立ち位置こそ本来JKにやらせたかった立ち位置だったんじゃないかなと思ってしまいました。



+10点 アルゴゾディアーツ
ピクシス、カリーナ、プッピス、ヴェラの4体のゾディアーツが合体してアルゴゾデイアーツになるのだった!小説版ならではの巨大な敵の登場は良かったですね。4つの星座にまたがって描かれていた古き星座という原典もかっこよいですね。


×10点 ランチャーステイツ
なでしこと同じく、悪の心ではない純粋なSOLUのパワーを引き出したものが「スーパースイッチ2」になり、フォーゼをランチャーステイツ変身させました!小説限定のフォームでしたが、スイッチの消滅とか描かれてないので、そのうち立体化してくれたら嬉しいですね~
あとロケットスーパー1、ランチャ-スーパー2、ドリルスーパー3、フュージョンスイッチの積載量MAXのステイツとか見てみたいですね

+20点 弦太郎の将来
アルティメイタムで未来の弦太郎が忘れていった先生になった弦太郎の写真。それを発端に将来に迷う弦太郎。そしてプロムで踊る相手にも悩む弦太郎でした。猪突猛進な弦太郎が迷いを見せるってのも本編では描かれなかったので新鮮でした。
プロムでは園ちゃんと踊り、周りに変化を促す弦太郎は教師に向いてるのでは?という最後の授業を受け、道を見つけるっていう締め方は良かったと思います。



総評 920点 29.2点/ページ
M-BUS組の帰還という一つのネタから、園ちゃんの過去や掘り下げ、プロムの踊る相手まで気持ちいいぐらい連携のとれた作劇が最高に良かったと思います。
小ネタの詰め込み度に、映像を見ているかのように動き回るキャラクター達とさすが塚田プロデューサーだったと思いましたね。


「それを伝えたくて、ここに連れてきた。見ろよ。宇宙を」

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