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小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~ 感想


著者 三条 陸

翔太郎の名をかたって、難事件に挑むことになったフィリップ。
ファングジョーカーに変身して、アクセルとともに活躍をする。
しかし、ドーパントとの戦いは激しさを増し、たった一人で仮面ライダーに変身することに。
その名は……仮面ライダーサイクロン!


W Mosaic_R

+10点 フィリップが主役
風邪をひいてしまった翔太郎に代わり、依頼を受けるフィリップ。

知的好奇心からではなく、依頼主カスミの負けず嫌いに対抗し依頼を受けるってところがフィリップの人間らしさを感じられた。




+10点 メモリはZOO
1度の襲撃より敵のガイアメモリを特定するのはさすがのチーム。

いつもだったら事件の確信に迫るキーワードなんですが、序盤でわかってしまうのでこの物語にまたひと波乱あるのを感じさせてくれて良かった。

言われるとおり、高い金で動物系を買ったのに拡張性モリモリの完全上位互換がいるとか泣けてきますね

しかもライブモードまでついてるとかどんだけ豪華なメモリなんだ

プレバンでしっかり商品化されてるのもWの人気の高さもうかがえます。




×5点 仮面ライダーサイクロン
敵はZOOだけかと思われたが、ZEROのメモリを持つミュージアムの刺客が現れピンチに陥るフィリップ。

それを救ったのはシュラウド。ロストドライバーを渡し、独りで変身‼

全身緑の仮面ライダーサイクロン‼能力は、ジャンプなどで身体に風を取り込み技の威力やスピードが増していくというトリッキーな力でした。

サイクロンジョーカーの時も、実はその能力が僅かながらも働いていたってのも面白い設定でした。

ミックスさせるWドライバー強いと思ってたましたが、半減ぐらいさせてのミックスだったんですね。ヒート1本だったら、アイスエイジに負けなかったかな?とふと思いましたね。

ゲームの超クライマックスヒーローズにちょっとだけ出てくるんですよね




×10点 鳴海探偵事務所の流儀
状況証拠的に依頼主であるカスミがZOOとして疑わしいいことに迷ってしまうフィリップは翔太郎に助け舟をもらおうとする。

おやっさんから受け継いだ「依頼主をとことん信じて信じ抜く」を伝え叱咤し、捜査を続けさせる翔太郎‼

かっこよすぎです‼ここから、Wのお馴染みのBGMが脳内で鳴りまくって最後まで一気に読めてしまいましたね


+5点 ネギ
フィリップを叱咤したあと、サンタちゃんとウォッチャマンの手にかかり風邪を無理やり治されます。

アッーーーーッ

シリアスな人間ドラマもできるし、こんなコメディな描写もサラッと受け入れられるWの作風って凄いですよね

クウガとかではできないですよね




+10点 種明かし
今回の事件はミュージアムの新ガイアメモリ工場の建設という裏があったのだ。

その陰謀からカスミを守るために、ZOOメモリを盗み禅空寺一族を襲っていたカスミの使用人弓岡の起こした事件だったのだ。

二重構造になっていた事件だったのだ。

フィリップの説得に応じた弓岡はZOOのメモリを手放しますが、禅空寺家長男俊英が奪い返し、メモリをリセットしZOOドーパントへ変身し最終決戦へ‼

俊英のコンプレックスの低い身長のままのZOOドーパントには笑いましたね




+5点 最終決戦
ネギを刺され復活した翔太郎も駆けつけ、Wライダー対禅空寺家のドーパント軍団の最終決戦

本編未登場のBeeなどが入り乱れて戦いますが、歴戦の勇士Wとアクセルの前に歯が立ちません。

そして、Wはサイクロンジョーカーエクストリームへ強化変身し、メモリの弱点を検索し的確に撃破していくという最終フォーム大活躍劇。




+10点 ポンコツフィリップ
事件も片付き、カスミとの別れ。

出会いは負けず嫌いの二人には最悪だったかもしれないが、一緒に山登ったり、事件を通して構築した信頼関係。

弱味を見せないカスミの精一杯のアプローチを無意識にスルーしてしまうフィリップが可愛すぎでした。

一般常識がないけど、日々検索したりで日常生活に困らなくなってきていたフィリップだったが、さすがにキスのサインは未検索だったか~

ここをハードボイルドにかわすのができないところが、仮面ライダーWのいい部分だと思いますね




+5点 HOUKOKUSYO
翔太郎が事件終わりにタイプライターで打つ報告書が、おやっさんの真似事の自己満でローマ字打ちだって明かされたのが最高に笑えた。

おやっさんは、秘匿性を高めるため、色んな言語でガイアメモリ犯罪について書いていたんだとか。

事件は俊英の妻朝美がミュージアムの者で、ガイアメモリ工場建設のために一族ぐるみでミュージアムに加担していたという裏だった。

また、カスミの母は素性が謎だったが、弓岡がそうだったんだろうという結末だった。だから、命を賭してカスミを守ろうとしたようだ。

複雑に絡んだ面白い事件でした。




×5点 本編への布石
最終決戦時、サイクロンジョーカーエクストリームを傷つけたZEROはスミロドンに始末されたが、その破片がミュージアムに渡りクレイドールエクストリームを生み出した「ガイアプログレッサー」の研究に使われた。

また、工場で作られていたのは、ガイアメモリそのものではなく、アップグレード用のパーツであった。これはアクセルブースターのアレですね

サイクロンとして戦った時に破損したロストドライバーは、AtoZの時にまでに復元され翔太郎が仮面ライダージョーカーに変身するために使われたということでした。(スカルの幻が現れたのは知らん)


TV本編のエクストリームになれるようになったすぐあとの32と33話の間に入るエピソードで、本編をより面白く見れる仕掛けがあって最高でした。





総評 1150点 40.49点/ページ
フィリップ主役で魅力120%‼
でも、ネギ浣腸に励ましに颯爽と現れ弓岡の情報を持ってくるとか翔太郎も少ないながらも120%の活躍とエクストリームになれるようになり、限界を互いに超えた2人で1人の仮面ライダーWの魅力がこれでもかと詰まった最高の小説でした。

風都の女は曲者ばかりってのも健在でしたが、小説ならではの雄大な自然を舞台にしたのも新鮮でしたし、風都の広がりが見えて良かったです。

登場するキャラたちが、見事にTV本編のように動き回りますし、本編の隙間をうまく補完してくれる最高に面白い一冊だったと思います。




「今はぼくしか探偵はいない。探偵は依頼人を信じきって守るものだ。」

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